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電源、ネットワーク工事不要——AIカメラ付きLED防犯街路灯「AIマキビシカメラ&アルカス防犯・街路灯」

mtes Neural Networksは、スリーエスと共同開発したAI監視カメラ付きLED屋外照明「AIマキビシカメラ&アルカス防犯・街路灯」4種類を2018年11月30日に発売する予定だ。

同製品は電源とネットワーク工事が不要な、太陽光発電による完全自立型の屋外照明で、同等性能の防犯/街路灯の設置費用と比較して、半分以下の予算での設置が可能だ。

クラウド使用料金やLoRa無線通信にかかる少額のランニングコストは必要だが、初期の設置で負担になっていた電源工事や、有線によるネットワーク工事は不要だ。費用面から、これまで設置が難しかった場所(公園/駐車場/商店街/路地/山道など)にも設置できる。

現在公開されている製品の特徴は以下の通りだ。

  • 太陽光パネルによる自家発電(発電量)
  • 蓄電池搭載による停電対策(夜間10時間使用で約9日間)
  • ローカルメモリ付きAIカメラとクラウドによるデータ保存
  • LoRa通信による通信料金低減と停電時の画像通信の確保
  • 超画像圧縮技術による3枚/秒の高画質画像送信と保存
  • AIカメラによる学習機能(顔認証やイベント学習)
  • 広角220度レンズ搭載による広範囲撮影

製品タイプは、15/30/45/60Wの4種類を用意しており、価格はオープンとなる。

実質的な設置、導入、ランニングコストを、他社同等製品と比較して1/2から1/3に抑えられるとしており、初年度(2019年3月末)は2万灯、2020年までに国内と海外市場で100万灯の設置を目指す。

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