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塗る/磨くことでプラスチックや木材の表面を金属化——塗れる液体金属「VeroMetal AQUA」

液体金属「VeroMetal AQUA」が、Makuakeにて出資を募っている。

VeroMetal AQUAは水性の液体金属で、DIYやプラモデル/アクセサリーなど小物への塗布が可能だ。3Dプリンターによる造形物へ使用することで、金属の質感を持ったモデルが製作でき、金属加工に比べて手軽な造形やさまざまな表現へと応用できる。なお、表面素材は金属層のため、屋外での使用も可能だ。

プラスチックや木材などの表面を金属化できる液体金属としては「Felight」が2015年に製品化されており、VeroMetal AQUAは第二弾にあたる。

塗布は、混ぜる/塗る/磨くの3ステップで完了する。キット内容は、金属粉/樹脂/スチールウールで、塗るためのスポンジなどは別途用意が必要だ。

正味量は50gで、塗布できる面積の目安は0.03平方メートル(約スマホケース2個分)。乾燥時間は約48時間で、カラーは5種類(青銅、銅、鉄、真鍮、錫)を用意している。

通常販売価格は5種類セットで1万2400円。Makuakeでは、30%オフとなる8600円(税込)で購入できるプランなどを用意している。

VeroMetal AQUAは2019年3月26日までクラウドファンディング中だ。目標金額30万円に対し、2018年11月30日時点で21万円以上が集まっている。2019年4月末までに発送する予定だ。

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