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ノズル最高温度450℃——スーパーエンプラ対応の水冷式大型3Dプリンター「APOLLO」

APPLE TREEは、FFF(熱溶融積層)方式の大型3Dプリンター「APOLLO」をリリースした。

APOLLOの特徴は、ノズル温度は最高450℃、庫内温度は最高120℃を維持できるため、超大型ABSやポリカーボネート、多くのスーパーエンジニアリングプラスチック(スーパーエンプラ)の造形が可能なことだ。

ヘッド径は0.4mmで、ABS/PC/ナイロン/PLAなどの素材に加え、PEEK/PPSU/ULTEMなどのエンジニアリングプラスチックも使用できる。

また、取り外し可能な水冷式エクストルーダーを標準装備したことで、長時間の安定造形と高いメンテナンス性を実現している。さらに、作業の監視や現場に必要な材料や工具を収納できる専用台も用意されており、取り外しも可能だ。

本体両サイドにはフィラメント検出機能付きの樹脂収納ボックスを備えているため、造形中の樹脂切れも心配ない。ヒートベッドは最高120℃で、造形完了後は本体から取り出し可能だ。

最大造形サイズは310×310×480mmで、積層ピッチは50~200μm。精度はXYが12.5μm、Zは1.25μmで、プリント速度は最大150mm/秒だ。

本体サイズは624×702×1620mm、重量は80kg。データ形式はSTL/OBJ/3MFに対応している。

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