5×5cmで400WのD級アンプモジュール——ワイドレンジで低歪みのステレオパワーアンプ「mini MEGAschino」
2019/01/31 17:30
出力400Wの小型D級アンプモジュールを2個搭載するデジタルステレオパワーアンプ「mini MEGAschino」がKickstarterに登場し、出資を募っている。
mini MEGAschinoは、5.1×5.1×1.3cm程度のコンパクトなアンプモジュール「Cherry Maraschino」を中心としたステレオパワーアンプだ。回路などは非公開の独自設計で、熱対策設計によりヒートシンクも不要だという。
電源(120ACまたは240AC)は外部から供給。エンドツーエンドでDC結合しているため低音の位相シフトがなく、0Hzまで応答する。オペアンプはTIの「OPA1602」を採用し、ローパスフィルターのトロイダルコイルは専用品だ。チャンネルあたりの出力は、400W(4Ω時)または200W(8Ω時)。SN比は118dB。THD+N特性は0.002%(10W時)。周波数特性は0~100kHz。
mini MEGAschinoの価格は1690ドル(約18万5000円)。出荷は2019年5月の予定で、日本への送料は別途必要だ。
mini MEGAschinoは、2019年2月27日までクラウドファンディングを実施中。1月31日時点で、目標額2000ドル(約21万8000円)のうち、2600ドル(約28万3000円)以上を集めてプロジェクトを達成している。