アスメック、ToFカメラ「LIPSedge DL」の取り扱い開始
2019/02/01 11:00
アスメックは、台湾のLIPSが開発したToFカメラ「LIPSedge DL」の取り扱いを開始した。
ToF(Time of Flight)は、対象に光を照射し、反射光が戻るまでの時間から対象との距離を測定する技術。LIPSedge DLは、多用途ToFカメラとして設計されている。インターフェースはUSB 3.0 Micro-Bで、WindowsやLinux、Mac OS、Androidで実行中のホストに接続するたけで使用できる。
動作範囲はモードにより0.2~1.2mまたは1~4m、XY解像度は、Depth:QVGA(30fps)またはRGB:Full HD(30fps)、Depth解像度は距離の0.5%、絞りはf1.2、FoV(画角)は 74.1°×57.5°×92°(H×V×D)で屋内での利用を想定している。出力フォーマットはYUVまたはMJPGで、プラットフォームはOpenNI 1.5/2.2、CおよびC++言語をサポートする。
同社によると、LIPSedge DLの想定用途は、顔認識や医療用検出器、マシンビジョン、AR/VR、家庭用電化製品、ドローン、自動車向けなどとしている。