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ナット挿入や穴開けもできる3Dプリント造形物用仕上げツール「Modifi3D PRO」

3Dプリント造形物用仕上げツール「Modifi3D PRO」が、Kickstarterで人気を集めている。

Modifi3D PROは、FFF方式3Dプリンターで作った造形物の表面をならしたり穴開けなどの加工を施したりするツール。以前、fabcrossで紹介した「Modifi3D」のニューモデルだ。Modifi3Dのクラウドファンディングは2015年に行われ、31日間で目標額の9倍近い資金を調達し成功を収めている。

Modifi3D PRO

従来モデルModifi3Dの先端に取り付ける仕上げ用アタッチメントは、不要な部分を切断する「Knife」、細い穴を開ける「Needle」、バリをかき出す「Scoop」、穴開けなど多用途に使える「Point」の4種類。Modife3D PROではこれらに6種類のアタッチメントが新たに加わり、全部で10種類になった。

新しいアタッチメントは、表面を滑らかにする「Smoothing」、先端が少し曲がっており細かい加工を施せる「Detailing」、Scoopを大きくした「Large Scoop」、Knifeより刃が大きい「Blade」、円すい形で穴を広げる「Countersink」、ナットなどを穴に挿入して取り付ける「Insert Setting」。なお、Modifi3D PROはModifi3Dとは構造が異なるため、アタッチメントの互換性はない。

Modifi3D PRO

Modifi3D PROの温度範囲は150~450℃で、1℃単位で調節可能。温度はLCDディスプレイに表示される。電源を入れてから約25秒で使用可能になり、最高温度450℃になるまでは50秒程度かかる。アタッチメントを交換する際は、電源を外し、取り付けているアタッチメントが完全に冷めるまで待つ必要がある。

Modifi3D PRO

Modifi3D PROでは、従来のスリープモードに加えてスタンバイモードが導入されている。作業モードからスタンバイモード、スタンバイモードからスリープモードへ移行するまでの静止時間や各モード時に保つ温度は、あらかじめ設定できる。スタンバイ/スリープどちらのモードでも、Modifi3D PROを動かすと自動的に作業モードになり、最後に設定した作業時の温度まで温度を上昇させる。

Modifi3D PRO

Modifi3D PROの大きさ(アタッチメントを除く)は29×17×100mm、重さは約30g。電源は24V DCで、消費電力は30W。従来はUSB電源だったが、Modifi3D PROは専用のACアダプターを使う。

Modifi3D PROの価格は、本体にアタッチメント10種類やスタンドなどが付属して49ポンド(約7000円)。出荷は2019年8月の予定で、日本への送料は10ポンド(約1400円)だ。

Modifi3D PROは2019年2月16日までクラウドファンディングを実施するが、2019年2月8日時点で、目標額2万ポンド(約290万円)の2倍近い約4万ポンド(約570万円)以上を既に集めている。

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