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Raspberry Piのオーディオプロジェクト開発に——はんだ付け不要でGPIOにアクセスできるオーディオHAT「Kviky」

Raspberry Piを使ったオーディオプロトタイプの制作を容易にするオーディオボード「Kviky」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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開発者によると、Raspberry Piベースでシンセサイザーやサンプラーを制作する場合、ビルトインオーディオは性能が物足りず、GPIOに入出力デバイスを接続するためには多くの時間をはんだ付けに費やすことになる。

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Kvikyはこうした問題を解決するため、組み立て時間の短縮とオーディオ性能の向上を可能にするRaspberry Pi用オーディオ拡張ボードだ。GPIOはモレックスコネクターに引き出されているため、必要なコンポーネントを差し込むだけで利用できる。

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ボタン、ノブ、LEDをはじめ、RCA出力や3.5mmステレオミニジャックなど10種類のアイテムを付属し、さまざまな入出力方法に対応できる。Raspberry Piへの搭載も40ピンに差し込むだけでよい。オーディオ部は32bit/192kHzステレオ出力に対応し、SN比は112dBだ。

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価格は800デンマーククローネ(約1万3000円)。出荷は2019年3月の予定だが、発送地域に日本は含まれていない。

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Kvikyは、2019年2月13日までクラウドファンディングを実施中。2月4日時点で、目標額6500デンマーククローネ(約10万9000円)を達成している。

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