家電リモコンが統合できる——タマゴ型スマートリモコン 「エッグ」
2019/02/19 13:00
文具大手キングジムは、タマゴ型スマートリモコン 「Egg(エッグ)」のクラウドファンディングをMakuakeで開始した。
エッグは、スマートフォンと連携して、家電のリモコンを統合できるスマートリモコンだ。専用のスマートフォンアプリ「AICO」をインストールして、エッグに乾電池を入れて登録すれば、すぐに使える。スマートフォンとの連携はBluetooth通信なので、Wi-Fi接続は不要だ。
エッグにリモコンを追加するには、アプリに事前登録されている約2万9000個のリモコン情報から、メーカーや品番で検索して追加できる。また、スマートマッチ機能を使って、正しいリモコン情報を自動登録することもできる。
通信方式はBluetooth4.0 (Bluetooth Low Energy)と赤外線で、Bluetoothの通信可能範囲は約10m(室内に限る)、各種赤外線リモコンに対応し、赤外線有効範囲は約10m以内、水平方向360°、垂直方向180°。単3形アルカリ乾電池2本を使用し、電池寿命は最大6カ月。温度センサーを搭載し、外形寸法は直径が55mmで高さが76mm、電池を含まない質量は約38g。対応OSはiOS10以降とAndroid6.0以降で、リモコン追加と操作、タイマー、シーン、オートメーション、IFTTT連携などの機能を持つ。
予定価格9800円(税別)のエッグが、Makuake限定価格9500円(税込)で購入できるコースなどが用意され、出荷は2019年4月末までの予定だ。エッグは100万円を目標としていたが、開始9時間で目標金額に達した。
なおキングジムは、Kickstarterでデジタルメモツール「KAKUMIRU(カクミル)」のクラウドファンディングも2019年3月10日まで実施中だ。