新しいものづくりがわかるメディア

RSS


各種LPWAモジュールを内蔵——低消費電力設計のIoT向け通信ユニット「SpreadRouter-A」

エヌエスティ・グローバリストは、IoT向け通信ユニット「SpreadRouter-A」を2019年4月に発売する予定だ。

同ユニットは各種LPWAモジュール(LoRa、LoRaWAN、LTE-M、NB-IoT)を内蔵しており、通信方式を選択できることが特徴だ。長距離通信の無線ネットワークを集約する仕組みの構築や、通信ランニングコスト/トータルコストの抑制といった各種ニーズに対応する。

また、低消費電力化も図られており、110μAのスリープ機能も搭載。外部トリガーキック、または内蔵RTCでキーデバイス部をスリープ状態から起動できる。

接続インターフェースは汎用性を有した設計で、計測用途に適したセンサーを既設装置や設備に取り付け可能だ。シリアル(RS232CまたはRS485)を標準装備しているほか、アナログ/デジタルパルス検出センサーが取り込めるセンサー用インターフェースをタイプ別に搭載している。

標準モデルとアナログモデル、デジタルモデルの3タイプをラインアップ。 接続インターフェースは、標準モデルがシリアル1ch、アナログモデル(4-20mA/0-5V)が入力4ch+シリアル1ch、デジタルモデルが入力4ch+出力4ch+シリアル1chとなる。

また、同社の既存ユニットであるSpreadRoutreシリーズとの連携も可能で、Spreadroutre-MWのパッケージソフトも継承できる。IoTセンサーパック、透過モード、Modbus-RTUモード、12段ホップ、250mW高出力など多種モードを用意し、活用範囲を広げられる。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. リチウムイオン電池より4倍高いエネルギー密度のリチウム空気電池を開発
  2. 手回し式靴下編み機を作って靴下を編んでみた
  3. Raspberry Pi PicoとLチカでアニメ映画「天空の城ラピュタ」に出てくる「黒い石」を再現
  4. ラズパイでブレードサーバーを——Raspberry Pi CM4搭載ブレード「Compute Blade」
  5. OpenAI、チャットボットのChatGPTと文字起こしのWhisperのAPIを提供開始
  6. OKIマイクロ技研、従来の約2倍の高トルク小型モーター「Thumbelina」を開発
  7. 最大1200×1200mmの大型加工も可能——ポータブルCNCロボット「Cubiio X」
  8. 18世紀の靴下編み機を再現して、靴下を編む
  9. ラズパイでArduinoをパワーアップ——Arduino互換ボード「Ardi」シリーズ
  10. 太陽光のみで航行できる3Dプリント製のスーパーヨット「PEGASUS 88mコンセプト」

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る