各種LPWAモジュールを内蔵——低消費電力設計のIoT向け通信ユニット「SpreadRouter-A」
2019/03/04 14:30
エヌエスティ・グローバリストは、IoT向け通信ユニット「SpreadRouter-A」を2019年4月に発売する予定だ。
同ユニットは各種LPWAモジュール(LoRa、LoRaWAN、LTE-M、NB-IoT)を内蔵しており、通信方式を選択できることが特徴だ。長距離通信の無線ネットワークを集約する仕組みの構築や、通信ランニングコスト/トータルコストの抑制といった各種ニーズに対応する。
また、低消費電力化も図られており、110μAのスリープ機能も搭載。外部トリガーキック、または内蔵RTCでキーデバイス部をスリープ状態から起動できる。
接続インターフェースは汎用性を有した設計で、計測用途に適したセンサーを既設装置や設備に取り付け可能だ。シリアル(RS232CまたはRS485)を標準装備しているほか、アナログ/デジタルパルス検出センサーが取り込めるセンサー用インターフェースをタイプ別に搭載している。
標準モデルとアナログモデル、デジタルモデルの3タイプをラインアップ。 接続インターフェースは、標準モデルがシリアル1ch、アナログモデル(4-20mA/0-5V)が入力4ch+シリアル1ch、デジタルモデルが入力4ch+出力4ch+シリアル1chとなる。
また、同社の既存ユニットであるSpreadRoutreシリーズとの連携も可能で、Spreadroutre-MWのパッケージソフトも継承できる。IoTセンサーパック、透過モード、Modbus-RTUモード、12段ホップ、250mW高出力など多種モードを用意し、活用範囲を広げられる。