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DMM.com、XYZプリンティングとイグアスの3社共同で3Dプリンターを活用した新規事業開始を発表

XYZプリンティングジャパン セールス&マーケティング担当シニアディレクター 宇野 博氏(左)、DMM.com DMM.make 3Dプリント事業部 部長 川岸孝輔氏(中央)、イグアス代表取締役社長 矢花達也氏(右)

DMM.comは2019年7月9日、XYZプリンティングジャパン、IGUAZU(イグアス)と共同で、3Dプリンターの安心購入サポートサービスや運用受託サービスなど、3Dプリンターを活用した新規事業を開始することを発表した。

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3社によると、サービスビューローとして3Dプリンター運用のノウハウをもつDMM.make、デスクトップ型3Dプリンターで高いシェアを持ち、産業用3Dプリンターへの参入を図るXYZプリンティング、国内市場に3Dプリンター販売チャネルをもつイグアスが提携することで、新たな3Dプリンターの利用形態を提供し、3Dプリンター市場の更なる活性化を目指すとしている。

DMM.com本社にて開催された発表会から、DMM.makeが提供する安心購入サポートサービスの「レンタル&バイ サービス」と、運用受託サービス「まるごとおまかせサービス」をピックアップして紹介する。

「レンタル&バイ サービス」

これは、3Dプリンターの購入検討中の企業向けに、3カ月のレンタル期間を設け、販売価格の10%で利用できるサービスだ。実際に機器を運用したうえで購入を決められるため、投資のリスクを回避できる。レンタル期間の終了後、残額90%で新品が購入できる。

このサービスでは、3Dプリンターは購入予定の企業に設置するため、往復の配送が発生する。また、サービス適用対象となるのは当面デスクトップタイプで、XYZ PrintingのDLP方式3Dプリンター「PartPro100xP/CastPro100xP」と、FFF方式3Dプリンターなどがラインアップされている。

「まるごとおまかせサービス」

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これは、データセンターのサーバーのように、企業が購入した3Dプリンターの設置、運用をDMM.makeが受託するというサービスだ。DMMによれば、特にSLS方式などの産業用大型3Dプリンターを導入する場合、機器コスト、保守コスト、材料費に加え、環境整備や付帯設備、運用人件費などが初年度に2500万円ほど必要になるという。

このサービスでは、企業が購入した3Dプリンターは石川県にあるDMM倉庫内に設けられる作業環境内に設置され、年間300万円(SLSの場合)でDMM.makeが運用する。企業は3DデータとともにDMM.makeに発注し、造形後に納品されるという仕組みだ。メンテナンスなどによるダウンタイムを無くすためDMM保有の機器で出力を代行したり、使用しない時間はDMMのサービスとして利用する遊休時間買取などのオプションも検討中とのことだ。

photo 「レンタル&バイ サービス」が利用できるFFF方式3Dプリンター「PartPro300 xT」
photo PartPro300 xTによる造形例。デュアルエクストルーダーによるマルチマテリアルに対応する。

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