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「IoT-Pi for LTE-M」への追加機能を公開——WDS、Node-RedからGoogleスプレッドシートへデータをアップロードするシステムを提供

WDSは、「IoT-Pi for LTE-M」への追加機能として、Raspberry PiとNode-Redを組み合わせ、Googleスプレッドシートへデータをアップロードできるシステムの提供を開始した。

IoT-Pi for LTE-Mは、Raspberry Piをセルラー系LPWAへ接続可能とするパッケージだ。市販のセンサーが接続できるインターフェースを標準で搭載し、センサーなどと組み合わせることでIoTの実証実験が可能となる。

KDDI LTE-M回線が1年間(2Mbyte/月)利用可能なSIMカードが付属し、I/Fとして標準でGROVE/GPIO/I2C/UARTが接続可能だ。 GPSによる位置測位に加え、RaspberryPiの電源起動を間欠動作させる機能も搭載しており、モバイルバッテリーを利用し、更にはPSMやeDRXを利用して低消費で駆動する端末をRaspberryPiで作成できる。

クラウドへの接続はポート指定によるTCP/IPに加え、PPPによるインターネット接続にも対応する。商品価格は4万9800円(税抜)だ。

また並行して、「5G/IoT通信展」(2019年7月17日~19日、東京ビックサイト)へデモ機を展示し、実機でのデモンストレーションを実施する。 AIカメラと接続したデモ環境も展示され、AIカメラは今後IoT-Piのオプションセンサーとして取り扱う予定だ。

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