床下、設備、配管をロボットが点検——協栄産業、「インフラ点検ロボットシステム 低車高版」発売
2019/08/07 13:00
協栄産業は、住宅などの床下点検向けに「インフラ点検ロボットシステム 低車高版」を発売した。
同システムは、トピー工業の点検ロボット「AnieLight(エニーライト)」を使い、点検作業員の代わりに床下に同ロボットが入り、シロアリ被害や腐食箇所などの有無をカメラ画像によって確認するものだ。
操作はタブレット端末(iPad)から無線LANあるいは優先を使った遠隔操作が可能で、カメラを見ながら点検し、点検箇所を撮影できる。現場でそのまま作業報告書を作成することができる。
標準版ではロボット車高が245mmだったが、今回の新型エニーライトは183mmと低車高で、従来よりも人通口の通り抜けなどがスムーズに行えるようになった。これにより、さまざまなタイプの住宅床下に対応できるとしている。