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オープンソースのフィットネストラッカー「OpenHAK」

オープンソースのフィットネストラッカー「OpenHAK」がKickstarterに登場し、支援者を募っている。

OpenHAKは、Simblee BLEモジュールベースの小型基板に、皮膚を通して血中酸素飽和度と脈拍数を測定するパルスオキシメーターとIMU(慣性計測装置)を搭載したウェアラブルデバイスだ。

OpenHAK

OpenHAKはバンド幅18mmのウォッチ型デバイスで、使用者の歩数と心拍数を計測し、スマートフォンやタブレットPCに計測したデータを保存する。OpenHAKが計測して保存したデータは、使用者自身のスマートフォンやタブレットPCに保存されるので、どこかにデータが送信されることはなく、自分でデータにアクセスして好きなように処理できる。

OpenHAK

OpenHAKは10ピンのブレークアウトコネクターが付いていて、ディスプレイ、触覚フィードバック用振動モーター、センサーなどを接続できる。ハードウェアデザイン、部品表、ソースコードなどはGitHubで公開され、クリエイティブコモンズライセンスCC BY 4.0(表示)およびMITライセンスの下で自由に改造改変できる。ソフトウェアは無線経由でプログラム可能だ。

OpenHAK

OpenHAKの価格は100ドル(約1万1000円)。振動モーター付きは115ドル(約1万2000円)で、0.66インチ有機ELディスプレイ(64×48ピクセル)付きは130ドル(約1万4000円)だ。いずれも出荷は2019年12月の予定で、日本への送料は40ドル(約4300円)だ。

OpenHAK

なお、OpenHAKはBLE通信を行うが、日本国内で無線電波を発射するには、技適(技術基準適合証明・認定)を取得し技適マークが付されていなければならないので、注意が必要だ。

また、OpenHAKのベースとなっているSimblee BLE(RF Digital RFD77101)は既に生産終了となっていることに留意する必要がある。GitHubにも、Simbleeは存続していない旨、注意書きが明記されている。クリエイターはSimblee BLEモジュールを既に1000個確保しており、このクラウドファンディングは、OpenHAKを1000ユニット製造することを目標としている。ただし、ストレッチゴールである6万ドル(約640万円)を達成した場合、別の無線モジュールを使うように設計変更してGitHubで公開するとしている。

OpenHAKは4万ドル(約430万円)を目標に、2019年9月6日までクラウドファンディングを実施する。

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