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Raspberry Piで産業用IoT構築を可能にするエンクロージャー「Pi-oT」

Raspberry Piで産業用IoT構築を可能にするエンクロージャー「Pi-oT」のクラウドファンディングがKickstarterで行われている。

Raspberry Piを使ってIoTシステムをプロトタイプすることは広く行われているが、これをプロダクション(本番)段階へ移行する場合、付随するハードウェアにも業務用のグレードが求められる。Pi-oTは、そんなニーズに応えるプロダクトだ。

Pi-oT

Pi-oTは、SPDT(単極双投)リレー5個と8チャンネルADコンバーターを内蔵し、GPIOでコントロールできるようにしたエンクロージャー。センサーなどからアナログ信号を受け、機器の電源をリレーでオン/オフできるように作られている。

接続はコネクターではなく、ねじ式端子で直接つなぐことができる。内部には追加のHATボードを収容するスペースとGPIOヘッダーが設けられている。

Pi-oT

また、Pi-oTは、内部の温度をサーマルスロットリングが働く温度より低く抑えるためのファンを内蔵している。サーマルスロットリングとは、CPUなどの温度が設定温度を超えるとクロック周波数を落として温度を下げるようにし、過熱や熱暴走を防ぐ機能だ。

Pi-oT

Pi-oTには民生グレードと産業グレードの2種類のパッケージがある。機能は基本的に同じだが、民生グレードでは10ビットADコンバーターを、産業グレードでは12ビットADコンバーターを使用している。このほか、産業グレードには厚銅回路パターンのPCBおよび高規格リレーが使われている。

Pi-oTの価格は、民生グレードパッケージが40ドル(約4300円)で、産業グレードパッケージが50ドル(約5300円)。出荷は2019年10月の予定で、日本への送料は20ドル(約2100円)だ。

Pi-oTは1750ドル(約19万円)を目標に、2019年10月3日までクラウドファンディングを実施する。2019年9月12日時点で、目標額の3倍を上回る約6700ドル(約72万円)を既に集めている。

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