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大型台車ロボットをレンタルで提供——ヴイストン、研究開発用移動台車ロボット「メガローバーVer2.0」のレンタルサービスを開始

ヴイストンは、大型台車ロボット「メガローバーVer2.0」のレンタルサービスを開始した。

同社の大型台車ロボットは、Arduino互換基板の搭載による取り扱いの容易性や、アルミ天板加工によるカスタマイズ性、ROSデバイスとしても動作可能な汎用性、十分な可搬重量といった特徴を備えている。

こうしたロボットについて、本体代金を費用化したいといった要望や、短期間で評価したいというリクエストが多く、これに応える形でのレンタルサービス開始となる。

10日間を基本とした短期レンタルと、6カ月程度以上を想定した長期レンタルの2種類をラインアップ。短期レンタルはメガローバーVer2.0の基本的な動作確認や導入検討向けのコースで、実機を用いた動作確認や、本格導入前の検証や詳細仕様確認などに適している。

一方、長期レンタルではメガローバーVer2.0を用いた本格的な開発作業が可能だ。本体の導入代金をレンタル費用として扱えるだけでなく、ユーザーサイドでのメガローバー本体への改造や改変もできる。

レンタル期間中は、メガローバー本体を購入する場合と同様に取り扱えるため、高度で複雑な開発作業にも応用できる。通常のメガローバーVer2.0機体のみをレンタルできるプラン(長期レンタルA)に加えて、前後のバンパーセンサーとレーザーレンジファインダーが装備されたプラン(長期レンタルB)も用意する。

費用は短期レンタルが10日間5000円、長期レンタルAは初回6カ月4万円(契約延長時:月2万円)、長期レンタルBが初回6カ月6万円(契約延長時:月2万5000円)となる。

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