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ユカイ工学、クッション型セラピーロボット「Qoobo」を香港向けに発売

ユカイ工学は、同社のクッション型セラピーロボット「Qoobo」を、香港のヘルスケア/高齢者向けサービス市場に向けて販売開始することを発表した。

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Qooboは、ペットを飼いたくても飼えない人や、日々の生活の中で癒しを求める人に向けて開発された、触るとうごく「しっぽ」がついたクッション型ロボット。2018年11月に発売し、累計1万個以上を販売した。今回香港の大手医療機器販売業者のKerry Medicalを通じて、香港市場で販売する。

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香港では今後20年間で急速に高齢化が進むことが予測されている。同社によると、24万世帯、全世帯の9.4%が犬や猫を飼っているが、マンションが多い香港ではペット飼育の難しさがあるという。Qooboには、本物の動物のような尻尾の動きの可愛さや、特に高齢者に向けてアニマルセラピー的な効果も期待できるペットロボットとして注目されているという。

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2019年11月21~24日に香港で開催された「2019GIES(Gerontech and Innovation Expo cum Summit)」のKerry MedicalブースにてQooboを展示。今後はNGO老人ホームや有料老人ホーム、NGO障害者用ホステルなどに向けて認知拡大を目指す。

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また、職業トレーニングや専門能力開発グループVTC(Vocational Training Council)や 嶺南大学などの施設と協力した販売も予定している。さらにヘルスケア製品などを取り扱うオンラインストアや、最新技術を活用して高齢者向けサービスを提供する会社でも取り扱いを始める予定だ。

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