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プライムシステムズ、USB3.0対応の小型FPGAボード「SX-Card7」を発表

プライムシステムズは、組み込み型USB3.0対応FPGAシステム開発ボード「SX-Card7」を発表した。

同ボードは、Windows対応のホストPCとUSB3.0規格で接続でき、データ収集やI/Oピンなどの制御が可能だ。

専用APIを用意し、オープンソースのリファレンスアプリケーションを製品に標準添付しているため、USBの専門知識がなくても、USB制御アプリケーションを構築できることが強みだ。Python/VC++/VB.net/VC#/LabVIEWなどに対応しており、200本のユーザーI/Oを利用でき、最大96chのLVDS入出力を構成可能だ。

FPGAにはザイリンクスのSpartan7を採用し、LVTTLなどのシングルエンド信号やLVDS信号で外部システムと高速インタフェースが構築できる。FPGAのI/O電圧は1.2V~3.3Vの範囲で調整可能だ。

800MB/秒の4Gbit DDR3メモリを2面搭載しており、ダブルバッファリングなどを構築可能だ。無償のIPを利用可能で、大規模なデータ処理、計測/制御機器や製品検査機器向けシステムなどに組み込んで利用できる。

価格は14万円~(税別)で、2020年1月20日に販売を開始する予定だ。

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