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AIで高齢者の健康を見守るウェアラブルデバイス「CarePredict Tempo」#CES2020

エレクトロニクス国際見本市「CES 2020」において、AIで高齢者の健康を見守るウェアラブルデバイス「CarePredict Tempo」がイノベーションアワードのWearable Technologies部門賞に輝いた。

体温、脈拍、呼吸数などの生理学的測定値を検出する他のウェアラブルデバイスと異なり、手首に着けたTempoと呼ばれる小型デバイスが、高齢者の食事、ウォーキング、睡眠、料理、シャワー、トイレを含む日常生活動作と行動パターンを把握する。それらの変化から、CarePredictはAIと機械学習を使用して栄養不良、UTI(尿路感染症)、軽度の認知障害など健康状態の低下を予測/防止する。睡眠不足、夜中に頻繁に起きるといった状況から転倒リスクの増加を予測したり、食事をしない、明るい場所を避ける、活動が低下するなどの状況から、うつ病の可能性を検知したりすることもできるという。

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日常生活や行動のパターンは専用のアプリで確認でき、CarePredictからのアラートは自動的に家族に通知される。

CarePredictは、手首に着ける小型デバイスと、浴室、寝室、台所、居間などに取り付けるビーコンで構成され、販売価格は500ドル。1カ月70ドルでサブスクリプション契約も可能だ。

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