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睡眠状態の見守りや転倒時のお知らせ機能も——高齢者向けスマート衣料「e-skin Sleep & Lounge」#CES2020

高齢者向けスマートパジャマ「e-skin Sleep & Lounge」がラスベガスで開催された「CES 2020」でイノベーションアワードを受賞した。

e-skin Sleep & Loungeは、見た目は普通のパジャマや部屋着と変わらないが、着ている人の日常の動きをモニターするスマート衣料だ。アプリと連動し、睡眠状態を分析してアドバイスを提供したり、転倒を検出して家族に知らせたりする。

CES2020では、アパレル企業のアーバンリサーチとコラボした製品も展示された。

開発したのは、東京大学からのスピンオフベンチャーXenomaで、センサーを埋め込んだスマート衣料「e-skin」シリーズを展開している。e-skinは普段使いを意識しているため、着心地も良く、丈夫で洗濯にも耐えられる素材だという。

Xenomaはこの他にも、電流を流して筋肉を刺激するEMS(Electrical Muscle Stimulation)機能を搭載した「e-skin EMStyle」をCES 2020で展示している。

e-skin EMStyleは、Wi-Fi接続でケーブル不要なため、屋内外問わず快適に利用できるEMSフルボディスーツ。20分で効率的に全身の筋肉を刺激し、フィットネスやリハビリに利用できる。楽しくトレーニングできるよう、見た目にもこだわった。グループエクササイズする場合は、同時に20着まで制御できる。

いずれも2020年4月から販売予定だ。

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