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コーヒー無しでも集中力をアップ——眠気を抑えてくれるAI照明「Digital Caffeine」#CES2020

ラスベガスで開催された国際見本市「CES 2020」で、韓国のスタートアップLUPLEが開発した眠気を抑えてくれるAI照明「Digital Caffeine」が披露された。

Digital Caffeineは、AI(人工知能)とヒューマンセントリックテクノロジーで集中力向上を手助けしてくれる照明デバイス。ユーザーの行動をリアルタイムで認識し、より良い室内環境を作り出す。

Digital Caffeine

Digital Caffeineは、本体内蔵のRGBカメラとモーションセンサーで読書やスマホの操作といったユーザーの行動を認識する。そして、NASAの宇宙船や手術室で使われている「人に優しい照明」、ヒューマンセントリックライティング(HCL)により室内に快適かつ集中力を向上させてくれる空間を生み出すという。

Digital Caffeineは、特定の波長のLED光を出すことで睡眠を促すメラトニンの分泌を抑えるため、コーヒーの飲み過ぎによるカフェイン依存症や不眠症を心配することなく勉強や仕事に集中できる。

開発元のLUPLEは、AIとヒューマンセントリックテクノロジーを活用して、エネルギー消費を減らし、人々の生活の質を向上させることを理念に掲げている。LUPLEは、近々、Digital Caffeineのクラウドファンディングを開始して資金調達をする予定だ。

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