CQ出版、「ラズパイで作る ブロックチェーン暗号コンピュータ」を刊行
2020/02/17 10:30
CQ出版は、「ラズパイで作る ブロックチェーン暗号コンピュータ」を2020年3月1日に刊行する。
本書ではブロックチェーンや暗号技術の基本的な仕組みに加えて、Raspberry Piを利用したブロックチェーンの作成方法などについて体験できる。
全3部構成。第1部でブロックチェーンの基礎知識と、ハッシュ値やハッシュレートなど台帳の基本的なデータ構造について解説した後、第2部「ラズパイで動かして合点」では、Jupyter Notebookによるハッシュ値の計算/検証やルートハッシュ値の算出、新規台帳の作成やマイニングなどについて学習する。
また第3部「ラズパイIoT×ブロックチェーン実験研究」では、API部やP2Pネットワーク/ブロックチェーンの実装によるシンプルなブロックチェーンネットワークの作成や、ブロックへのデータ記録、改ざん検知、ブロックの全サーバーでの同期などを通じた分散ネットワークの動作確認などについて解説する。
著者は佐藤聖氏ほか。新書判264ページ、定価は1320円(税込)だ。