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自作の双眼鏡で天体観察しよう——3Dプリント反射式双眼鏡キット「Analog Sky」

光学系や3Dプリント部品を自分で組み立てる天体観測用双眼鏡キット「Analog Sky」がIndiegogoに登場し、出資を募っている。

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天体観測向けの双眼望遠鏡であるAnalog Skyは、単眼の天体望遠鏡と違い、両眼で見るので負担が少なく何時間でも星空を眺めていられる。視野角は2.4度(満月の約5倍の範囲)で天体を見つけるのも早くて簡単、像もシャープで見えやすい。惑星、星雲、星団、遠くの銀河まで観察できるという。

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「Swift」とより大型の「Drifter」の2種類を用意している。アイピースやフィルターは磁石で取り付けるタイプで、交換も簡単だ。

Swiftは、主鏡が6インチ(約152mm)でf/4.5。眼幅調整は44~77mm。24mmのアイピース搭載で、倍率は28倍、見かけ視界は68度、アイレリーフは18.4mmだ。鏡筒部分は伸縮可能で、最小サイズは14×20インチ(約36×51mm)となり、機内持ち込みサイズだ。アルミフレームで、重さは7kg。Alt-Azマウントやレッドドットファインダーも付属する。

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すべての部品を自分で組み立てる「Complete Kit」のほかに、3Dプリント部品を自作したい人向けの「3D Printing Kit」や、フレームのCNC/レーザー加工から始めたい人向けの「Minimal Kit」、データと部品リストのみの「Plans-Only Kit」を用意している。きれいなイラストの分かりやすい組み立て説明書付きだ。

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Drifterは、主鏡が8インチ(約203mm)でf/5。眼幅調整は58~77mm。30mmのアイピース搭載で、見かけ視界は65度。完成品の発送のみで、重さは20kgだ。三脚とレーザーファインダーなども付属する。

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価格は、Complete Kitが1699ドル(約18万3000円)、3D Printing Kitが1299ドル(約14万円)、Minimal Kitが699ドル(約7万5000円)、Plans-Only Kitが149ドル(約1万6000円)、Drifterが8999ドル(約97万円)。出荷は2021年7月の予定だ。

Analog Skyは、2020年4月5日までクラウドファンディングを実施中。4月1日時点で、目標額16万ドル(約1720万円)のうち、約8万5000ドル(約923万円)を集めている。

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