Savi Madeは、約2年に渡り研究者、ネイチャーセンター、博物館向けに作製してきた3Dアニマルモデルの3Dプリンター用データ。自分の3Dプリンターで出力しペイントすれば、リアルで生き生きとした8種類のアニマルモデルをDIYできる。

現時点でバッカーには「イチゴヤドクガエル」、「アメリカヒキガエル」、「ムネアカルリノジコ」、「ヘラクレスオオカブト」、「レッドサイドウグイ」、「タイガーサラマンダー」、「ラウンドゴビー」、「ネオトロピカルイエローヒキガエル」のSTLファイルの使用ライセンスを提供する。ストレッチゴールを設定しており、達成すれば新たな種類を追加する予定だ。

Anycubic Photonの光造形方式3Dプリンターで、プリントできることが確認されている。ファイルは光造形（SLA／DLP）方式の3Dプリンターによる出力を想定しているが、アメリカヒキガエル、ネオトロピカルイエローヒキガエル、ヘラクレスオオカブト、ムネアカルリノジコはFFF（熱溶融積層）方式の3Dプリンターでもテスト済みだ。

上手にペイントすれば、リアルで生命感あふれるアニマルのディスプレイに仕上がる。特にイチゴヤドクガエルはカラフルで、赤いボディに青い四肢が青いジーンズを履いているように見える為ブルージーンと呼ばれている。また地域によって体色に違いがあり、ひとつのモデルでさまざまなカラーバリエーションを楽しむことができる。

Savi Madeは今なら30カナダドル（約2300円）で入手できる。2020年4月に、ダウンロードによる提供を予定する。2020年4月13日まで、800カナダドル（約6万円）を目標にクラウドファンディングを実施中だ。