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ジャパン・メディカル・カンパニー、3Dプリンター製医療用フェイスシールドの無償提供開始

ジャパン・メディカル・カンパニーが、新型コロナウイルスの影響による医療器具不足解消のため、3Dプリンターを用いた医療用フェイスシールド(顔面保護具)の製作を開始。医療現場へ試作品の無償提供も始める。

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フェイスシールドは、顔面全体を覆う防護具で、眼部や鼻腔、口腔粘膜を同時に防護できるために、医療従事者や未感染の患者を新型コロナウイルスの脅威から守るうえで重要な医療器具だ。しかし、同ウイルス感染拡大に伴う需要増加によって、供給が追い付かない状態にあるという。

このような状況の中同社は、新型コロナウイルス感染症の検査、治療にあたる医療現場の支援を目的として、3Dプリンターを用いた防護用フェイスシールドの製作と医療現場への試作品の無償配布を行う。

無償提供は500個を予定。医療機関からの提供希望は同社Webサイト内の問い合わせフォームから受け付けている。

試作品の無償提供は、今後の状況や医療機関からの要望などに応じて第2弾以降も検討する予定だ。また、同社ではフェイスシールド以外にも、3Dプリンターを用いたマスクや人工呼吸器の製造についても検討する。

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