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可搬重量約120kg、研究開発用二輪駆動台車ロボット「メガローバーF120」

ヴイストンが、研究開発用台車ロボットの超大型モデル「メガローバーF120」を発売した。

同モデルは、2019年12月発売の二輪駆動台車ロボット「メガローバーVer2.1」をベースに、可搬重量を約120kgに強化した大型台車ロボットだ。大型のホイールやモーターを搭載することで、シリーズ最大の可搬重量を達成。大型の筐体を実現するために車体構造やバッテリーなどを見直し、これまでと変わらない可用性を目指した。

二輪駆動に後部キャスターを加えた構造を採用。通常車輪を用いた制御のため、前後移動や左右旋回などの挙動も周囲から理解しやすく、耐久性や静粛性も見込める。最高速度は実測値で1.2m/秒。横滑りが発生しにくいなど、実運用における安定性も備える。

Wi-Fi、BLE、Bluetooth Classicの無線通信3種と、有線のUSBシリアル通信に対応。指定のコマンドを用いることで、PCやタブレットなどから制御可能だ。また、ROSメッセージ通信にも対応しており、Wi-FiやUSBケーブル接続経由でのROS制御も利用できる。

本体サイズは459×435×200mm、重量は約33.2kg、積載重量は約120kg。価格はオープン価格で、前後バンパーやLRFオプション、ワイヤレス充電オプションなどのオプションも別売りで購入可能だ。

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