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Formlabs、新型コロナウイルス感染防止対応への取り組みを公開

Formlabsは、医療機関の新型コロナウイルス感染防止対策を支援するため、「Formlabsサポートネットワーク」を新たに立ち上げた。不足する検査キットや個人用防護具(PPE)などのパーツのテストプリントなどを進めている。

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同社によると、新型コロナウイルス感染症の流行拡大に伴ってPCR検査の必要性が高まり、同検査に必要な鼻咽頭スワブが不足したという。そこで同社はUSF HealthやNorthwell Healthと連携して、3Dプリンターを使って鼻咽頭スワブを作成するアイデアを発案。1週間後にデザインを完成し、医療機器製造に使用できる生体適合性材料「Surgical Guide Resin」を使った鼻咽頭スワブの試験製造に成功した。

製造した鼻咽頭スワブは、Northwell Health、USF Healthなどの臨床医によって安全性や快適性、有効性について検証し試験をクリア。現在患者に使用されており、最大10万本の鼻咽頭スワブを日々製造している。

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加えて、重症化した患者への救命治療に必要な人工呼吸器も不足している。これに対応するため、Northwell Healthが睡眠時無呼吸症候群向けのBiPAP(二相性陽圧呼吸器)を人工呼吸器に変換するアダプターをFormlabsの3Dプリンターを使って製造することに成功。両社はFDA(アメリカ食品医薬品局)の緊急時使用認可(EUA)を取得し、同アダプターを使用してBiRAPを侵襲型人工呼吸器に変換するための支援を行っている。

そのうえで新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための3Dデータの共有などを目的としたコミュニティネットワークを設立。現在マスククリップやドアハンドル、通気性フェイスマスクフレームなどのデータが共有されている。

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