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4種のLPWAに対応、マクセルが防災/インフラ監視用IoT電源システムの発売へ

マクセルは2020年6月10日、LPWAに対応した防災/インフラ監視用IoT電源システムを開発したと発表した。同年7月1日に販売を開始する。

同システムは、ELTRESやZETAを含む4種類のLPWA(ELTRES、ZETA、Sigfox、LTE-Cat.1)に対応。各LPWA機器用の通信ソフトウェアを内蔵しており、機器ごとのソフトウェア開発が不要だ。また、目標とする通信費や省電力性能、設置場所の基地局敷設状況など、ニーズに適した通信方式を採用できる。

防災に適したさまざまな機能も搭載。センサーの計測結果や外部トリガー入力により、通常/緊急モードの2種類を切り替えられる。いずれのモードも、計測や通信の頻度変更が可能。例えば、通常時には1時間ごと、緊急時には5分おきの計測/通信といった使用が可能だ。また、オプションとして避雷ユニットを取り付け、高い避雷性能(JIS C 61000-4-5、レベル4対応)を付加できる。

電源出力電圧は3V、5V、12Vから選択可能で、さまざまなセンサーに電力を供給できる。低温環境(-20度)にも対応しており、安定した電源供給が可能だ。またアナログ計測機能を搭載しているため、電圧電流の各検出方式(4~20mA、0~5V)に準じたセンサーの計測にも対応できる。

突入電流抑制制御や間欠電源制御による省電力化も図られている。各センサーや通信機へ必要なときにのみ電力供給できるため、一次電池のみでシステム全体を長時間駆動させることが可能だ。また、間欠運転に伴う突入電流を抑制することで、二酸化マンガンリチウム電池のように低電圧で駆動する電池を使用した場合でも、システムダウンを抑えられる。

マクセルは、本システムを採用した電池式IoT通信システムの共同開発を進めている。2020年7月1日に、アイ・オー・データから「水位監視用電池式IoT通信システム」として販売する予定としている。

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