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造形スピードの速さとコスパの良さ——FFF方式3Dプリンター「LOTMAXX SC-10 SHARK」

2万円台ながら充実した機能を備えたFFF方式3Dプリンター「LOTMAXX SC-10 SHARK」がKickstarterに登場し、人気を集めている。

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LOTMAXX SC-10 SHARKは、シンプルかつ高速造形が可能なFFF(熱溶融積層)方式3Dプリンター。構造がシンプルなため、5~10分で組み立てた後は簡単なセットアップでプリントの準備ができる。

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4つのファンで冷却する独自のアイオロスヒート放熱構造(AHDS)と過熱を防ぐモジュラー式ノズルを採用して放熱効率を高めている。さらにSムーブ構造(SMS)の採用により、一般的な3Dプリンターより最大30%造形時間を短縮できるとしている。エクストルーダーは、デュアルギア構造で、スムーズなフィラメントフィードを実現する。

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軸を動かすステッピングモータードライバー「TMC2208」は、高精度で静寂性が高い。また、100℃まで加温できるヒーテッドベッド、モデルの脱着が容易な柔軟で丈夫なビルドプレート、停電などで作業が中断しても続きから再開できる機能などを備える。さらにフィラメントセンサーを内蔵し、フィラメント切れにも対応する。

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オプションで、精度0.1mmのオートレベリングや1.6Wのレーザー彫刻、2色造形が可能なデュアルカラープリントヘッドを追加できる。レーザー彫刻モジュールは簡単に装着でき、ウッド、プラスチック、レザー、PVC、紙、レジンなどの彫刻に対応する。3Dプリントとレーザー彫刻対応のスライサーソフトウェアも提供する。

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本体サイズは443×466×488mmで重さは7.4kg、造形エリアは235×235×265mmだ。本体の色は、ディープパープルかスペースグレーを選べる。操作用の3.5インチタッチパネルは、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、日本語、中国語に対応する。

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LOTMAXX SC-10 SHARKは、今なら予定小売価格から36%オフの1776香港ドル(約2万4600円)で提供する。出荷は2020年8月の予定で、今のところ日本への出荷には未対応だ。

LOTMAXX SC-10 SHARKは、2020年7月9日までクラウドファンディングを実施中。6月30日時点で、78万香港ドル(約1080万円)の目標を上回る約180万香港ドル(約2500万円)を集めている。

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