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Google、半導体チップ設計用オープンソースPDK「SkyWater PDK」を発表

Googleは、半導体チップを設計できるオープンソースのプロセスデザインキット(PDK)「SkyWater PDK」を発表した。

プロセスデザインキットとは、チップ設計フローの3つの要素であるRTLデザイン、EDAツール、PDKデータの1つ。ファウンドリー(半導体受託生産会社)対応のデータとスクリプトファイルをまとめたもので、モデル、回路図シンボル、デザインルールファイルなどで構成される。従来は、ファウンドリーからPDKを入手する必要があり、実際にチップを製造するには多額の資金が必要だった。

SkyWater PDK

SkyWater PDKは、ハードウェア設計のオープンソース化を促進する非営利団体FOSSi Foundationが開催するオンラインイベント「FOSSi Dial-Up」で明らかにされた。SkyWater PDKを発表したGoogleのTim Ansell氏によれば、Googleがシステムに求めるパフォーマンスを得るには、ASICやFPGAを利用した処理のハードウェア化が欠かせないが、ハードウェアの設計と検証のコストは近年大幅に増大しており、コストの抑制には開発のオープン化が必要だという。

SkyWater PDKは、GoogleとアメリカのファウンドリーSkyWater Technologyとの共同プロジェクトで、チップ設計フローの3つの要素のうち、オープン化が進んでいなかったPDKをオープンソース化したものだ。SkyWater PDKを使って130nmノードのチップを実際に製造できるという。

SkyWater PDK

SkyWater PDKは、Apacheライセンス2.0の下に、GitHubで公開されている。2020年7月19日時点で公開されているものはアルファ版で、2020年7月30日には標準セルライブラリが提供される予定だ。

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