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Raspberry PiのGPIOもわかる——30cmのPCB直定規「12inch PCB Ruler」

Raspberry PiやArduinoのピン配置などを参照できるPCB定規「12" PCB Ruler」がKickstarterに登場し、人気を集めている。

photo

12" PCB Rulerは、2020年1月にKickstarterに登場してプロジェクトを成功させた6インチ/15cm直定規「Raspberry Pi PCB Ruler」の新バージョンだ。今回は、12インチ/30cmに長さを変更し、さらに多くの情報を盛り込んでいる。

素材にはエポキシ基板(FR-4 PCB)を使い、両面には電子工作に役に立つ技術情報が銅+金メッキでプリントパターンのように形成されており、電子工作マニアの心をくすぐる一品だ。

photo 表面

表面にはRaspberry Pi 4のGPIOピンアウトに加え、Arduino Micro、Arduino Nano、Adafruit Metro Mini、Teensy 4.0のピン配置がプリントされている。センチ表示とインチ表示の目盛も表側にプリントされている。

裏面には、LEDやトランジスター、USBのピン配置をはじめ、よく使われるスイッチやコンデンサーのフットプリント、ショットキーダイオードの定格などもプリントされている。オームの法則や抵抗のカラーコードなどの基本データも盛り込まれている。

photo 裏面

価格は20ドル(約2100円)で、色は黒または緑から選べる。出荷は2020年12月の予定で、日本への送料は15ドル(約1600円)だ。

12" PCB Rulerは、2020年10月2日までクラウドファンディングを実施中。9月28日時点で、1000ドル(約10万6000円)の目標額を上回る約6000ドル(約62万円)を集めている。

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