トロテック・レーザー、レーザープログラムとグラフィックツールを備えた レーザーソフトウェア「Trotec Ruby」発表
2020/10/20 14:15
トロテック・レーザーは、レーザー操作を再定義する独自のソフトウェア「Trotec Ruby(ルビー)」のオープンベータ版(英語)をリリースした。
Trotec Rubyは、オペレーティングシステムから独立したネットワーク接続によるWebベースのプラットフォームで、基本的なプロセスを全てデジタル化している。
ネットワーク上のレーザー加工機を、ローカルまたはクラウド経由で接続し、ジョブを1台のPCから複数のマシンに分散する。統合化と分割可能なワークフローやユーザー管理機能によって、ジョブはレーザー加工機の内蔵メモリにロードされ、追加のPCなしで加工が完了するので、場所や時間に制約されることなく、1人のユーザーがジョブを準備し、別のユーザーが製作を行えるという。
シームレスなワークフローにより、デザイン、準備、製作までの操作が可能で、レーザーパラメーターの調整が不要。素材や素材効果(深彫り、暗彫り、キスカットなど)を選択すると、最適な材料パラメーターが提供される。
統合化ワークフローを使用して、デザイン、写真、テキストの作成や編集が可能だ。用意されたグラフィックツールにpdf、svg、pngなどのファイルを直接インポートできて、インポート中に誤ったファイルは自動的にクリーンアップされる。 また、完全自動化できるオープンプログラミングインターフェイス「Ruby API」も用意されている。