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軽量ダイレクトエクストルーダー搭載——高品位な高速造形が可能なFFF方式3Dプリンター「BIQU BX」

FFF(熱溶融積層)方式の3Dプリンター「BIQU BX」がKickstarterに登場し、わずか5分で目標額の調達に成功。最高30ポイントのKickstarter公式ベンチマークテストで、26.5ポイントを獲得している。

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BIQU BXは、軽量ダイレクトエクストルーダーや、高性能でRaspberry Piによる拡張が可能なマザーボードを搭載した3Dプリンター。他にも、7インチのHDカラータッチスクリーン、停電復帰やオートレベリングなど充実した機能を備え、安定した高速/高精度の造形をサポートする。

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オールメタル製のダイレクトエクストルーダーは、冷却ファンやホーミングストップセンサーの部品を含んでもわずか219g。軸移動の慣性を抑えることで、造形スピードと精度を高める。チタン合金のシャーシが熱の伝わりを均等にし、さらに高品質真ちゅう製ノズルの精密仕上げによりフィラメントの詰まりを防ぐ。

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32ビット400MHz Arm Cortex-M7コアをもつ「STM32H743IIT6」搭載のマザーボード「BTT(BigTreeTech)」を搭載し、初心者でも安定した造形が可能なオートレベリング機能も備える。BTTの特徴は、Marlinファームウェア、タッチパネル、Raspberry Pi拡張の3つのモードに対応することだ。

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Raspberry Pi拡張モードは、搭載するOctoBTTというアプリによってRaspberry Pi3/4をそのままプリントサーバーとして装着するためのインターコネクトボード(ICB)を備える。またBTTは、電源喪失、熱過負荷、ドライブリバースプラグ保護機能を搭載し、安全性が高くトラブルの少ない稼働を可能にする。

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軸移動にはTrinamicの0.9°ステッピングモーター「TMC2226」を採用し、静寂性と精密度を高める。さらに、カーボンファイバー製のプロファイルとZ軸のダブル構造が、安定した信頼性の高い造形品質を保証する。

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本体のサイズは440×553×615mm、重さは約8.6kgで、造形エリアは250×250×250mm。造形精度は±100μmで積層ピッチは100~300μmm、最高造形スピードは100mm/sだ。スライシングフォーマットはSTL、OBJ、AMFに、フィラメントはPLA、TPU、PETG、ABS、Nylonに対応する。

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BIQU BXは、今なら数量限定のKickstarter特別価格2628香港ドル(約3万5800円)で入手できる。セット内容は、本体、各種ケーブル、TPUフィラメント、カードリーダー、SDカード、ブラケット、ノズル、工具など。出荷は2021年1月の予定で、685香港ドル(約9340円)で日本への出荷に対応する。

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BIQU BXは、2020年10月29日までクラウドファンディングを実施中。10月23日時点で、30万香港ドル(約409万円)の目標を大きく上回る約176万香港ドル(約2380万円)を集めている。

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