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豊富なI/Oでオートメーションができる——Raspberry Pi4搭載AIカメラ「Vizy」

Raspberry PiベースのAIカメラ「Vizy」がKickstarterに登場し、わずか1日で目標額の調達に成功している。

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Vizyは、撮影した動画を元に対象物の識別や状況の分析、判断ができるスマートカメラ。Raspberry Piの充実した機能とインタフェースを利用できる他、さまざまな状況に応じたアプリケーションを用意している。ウェブブラウザーUIには、PCやタブレット、スマートフォンからローカル/リモートアクセスが可能だ。

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Raspberry Pi 4を採用し、クアッドコアARMプロセッサー、最大8GBのRAM、Wi-Fi、100BaseT(ギガビット)イーサネット、USBポート×4などが利用できる。アドオンボードには電源入力ポート(12V)やデジタル/アナログI/O、PWM、UART、に加え、チャンネル当たり1000mAの電流が流せる出力端子を備え、モーターやソレノイド、リレー、照明、スプリンクラーバルブに至るまで動かすことができる。

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300fpsの高解像度カメラは、切り替え可能なIRフィルターを装備し日中と夜間撮影に対応する。また本体には、電源オン/オフボタン(LED表示付き)、USB Cポート、HDMIポート×2、ステレオ出力(オーディオ)を設けている。オプションで、ズームレンズ、アウトドア用エンクロージャー、撮影用照明、テレスコープ用アダプター、4G LTE対応セルラーモデムを用意する。

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アプリケーション「Birdfeeder」は、撮影動画から20種の鳥を識別し、画像をクラウド「Google Photos」へ送信でき、さらにリスなどが餌に手をだそうとするとスプリンクラーをさせて追い払ったり、その様子を捉えたショートビデオのクラウド送信もできる。

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他にも、対象物の動きを捉え、フレームごとに速度、加速度、運動量、エネルギーを算出する「Motionscope」や、「Sky Watcher Virtuoso」や「Celestron NexStar」などの電動テレスコープマウントと連動して天体観測できる「Telescope」などがある。

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Pythonベースでコーディングでき、オープンソースなのでコードのシェアやカスタマイズも可能。AI、画像処理、解析のプログラミングを学べるチュートリアルも提供する。本体のサイズは140×62×50mmで、重さは210gだ。

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Vizyは、Raspberry Pi(2GB RAM)搭載モデルを249ドル(約2万6300円)、Raspberry Pi(4GB RAM)搭載モデルを269ドル(約2万8400円)で提供する。ソフトウェアがプリインストールされた32GBのUltra MicroSDXC、ディストーションフリー広角レンズ、12メガピクセルのカメラセンサー、IRフィルター、I/Oコネクターとアクセサリー、電源ケーブルなどが付属する。2021年1月の出荷を予定しており、49ドル(約5180円)で日本への出荷に対応する。

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Vizyは、2020年10月31日までクラウドファンディングを実施中。10月27日時点で、1万5000ドル(約158万円)の目標額を大きく上回る約16万ドル(約1680万円)を集めている。

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