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先行機体に追従動作する——パナソニック、追従型ロボティックモビリティ「PiiMo」発売

パナソニック プロダクションエンジニアリング(以下PPE)は自動停止機能や自動追従機能を備えたロボティックモビリティ「PiiMo」を2020年11月に発売する。

パナソニックとWHILLは、2015年から超高齢化社会における移動をサポートするためのロボット型電動車いすを共同開発している。パナソニックはWHIILのパーソナルモビリティ「WHILL」をベースにした独自の安全技術、制御技術を搭載したロボティックモビリティを開発し、空港などでさまざまな環境での実証実験を実施してきた。今回、PPEはWHILLのパーソナルモビリティの供給などに関する契約締結に合意し、PiiMoの販売を開始する。

PiiMoは、センサーによって得た周辺情報を基に、衝突の恐れがあると判断すると自動停止する自動停止機能、および前方モビリティのマーカーを後方モビリティが検知して正確に追従する自動追従機能を持つ。例えば先頭の1台をスタッフが操作し、後続のモビリティが自動追従することで、安全に効率よくグループの移動をサポートできる。

また、Wi-Fi接続によってモビリティ同士の無線通信も可能で、後方で取り残しした場合や後方モビリティからの停止リクエストなどに対応できる。

主な仕様は、本体重量が70kg、外形寸法が592×1046×870mm、最大搭載重量が100kg、最高速度が時速4km、連続走行距離が約16kmだ。

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