新しいものづくりがわかるメディア

RSS


重量わずか100g——ArduPilot搭載の軽量小型ドローン「ArduBee」

軽量小型のドローンキット「ArduBee」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

photo

ArduBeeは、4つのプロペラを持つクワッドコプターが作れる組み立てキット。オープンソースのドローン用フライトコントローラー「ArduPilot」を利用し、趣味から教育、調査用途まで、屋内外問わず飛ばすことができる。

photo

MCUにはSTM32H7シリーズを採用し、IMU(慣性計測ユニット)のほか、コンパス、気圧計、ESC(スピードコントローラー)、Wi-Fiなどを搭載し、リアルタイムのテレメトリーを可能にしている。

photo

機体はリチウムイオン電池で駆動し、重さはバッテリーとブラシレスモーター込みでわずか100g。プロペラ中心までの対角寸法は15cmだ。

photo

拡張性も高く、基板にスタックできる軽量アドオンボードはGPS、オプティカルフロー、衝突回避、屋内位置システム、開発用ボードなど多彩だ。例えば、屋内に設置したビーコンと連動させれば編隊飛行も可能になる。

photo

数量限定の特別価格は、DIY向けにモーターとプロペラのない「ArduBee board」が243ユーロ(約3万円)、モーターとプロペラが付いた「ArduBee」が285ユーロ(約3万5000円)。アドオン製品も追加購入可能だ。出荷は2020年12月の予定で、日本への送料は38ユーロ(約4600円)だ。

ArduBeeは、2020年11月7日までクラウドファンディングを実施中。11月4日時点で、目標額4万2000ユーロ(約516万円)のうち、約2万5000ユーロ(約310万円)を集めている。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る