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ひっくり返して1台3役——レーザー刻印機/カッターになる3Dプリンター複合機「Rubanmaster」

レーザー刻印機/カッターにもなるSLA方式3Dプリンター「Rubanmaster」がKickstarterに登場し、わずか45分で目標額の調達に成功している。

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Rubanmasterは、レーザーモジュールを交換し本体の上下をひっくり返すことで、レーザー刻印機/カッターとしても使える3-in-1マシンだ。複合機としては珍しく、プレートが下から上に移動しながら出力するボトムアップタイプのSLA方式だ。

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本体には3.5インチのタッチスクリーンを備え、3Dプリンターで使う場合は正面下側に、レーザー刻印機/カッターで使う場合には正面上側にくるユニークな構造を採用している。

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3Dプリンターの造形エリアは最大120×120×140mmで、造形スピードは最高毎秒600mm。405nm感光性レジンに対応し、付属のレジン以外にもサードパーティー製も利用できる。突然停電しても復帰後に印刷を再開できる、パワーオフメモリー機能を搭載する。

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レーザー刻印機/カッターで使う際はレーザーモジュールを交換、本体をひっくり返し、プレートにワークを載せて加工する。レーザー出力は2.5W、精度5μmだ。対象物は紙、ウッド、レザー、ファブリック、カードボード、フルーツ、アクリル(不透明)などで、ボールペンやカップといった円筒型のものにも刻印できる。リアルタイムキャリブレーション機能を備え、刻印/カットする対象物にイメージを投影しサイズや位置合わせができる。

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加工エリアはカバーで覆い、健康や環境に悪い微細物質や煙を排気ファンが取り除くなど、安全性にも考慮。直感的な操作で初心者にも簡単に扱える、独自開発の3-in-1ソフトウェアを用意する。本体サイズは240×240×400mmで重さは6kg。接続はWi-Fi、USB、フラッシュドライブ、ファイルはSTL、OBI、SVG、JPEG、PNGなど、OSはWindows、macOS、Linuxに対応する。

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Rubanmasterの予定小売価格は599ドル(約6万2000円)で、今なら数量限定早割価格449ドル(約4万7400円)で提供する。レジン(250ml)、FEPフィルム、レジンタンク、レーザーモジュール(3Dプリンター、刻印/カット用)が付属する。2021年5月の出荷を予定しており、送料80ドル(約8400円)で日本への出荷に対応する。

Rubanmasterは、2020年11月12日までクラウドファンディングを実施中。11月9日時点で、5000ドル(約53万円)の目標額を大きく上回る約9万ドル(約930万円)を集めている。

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