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はんだ付けして組み立てるだけ——プログラミング不要の歩行ロボットキット「Bakiwi」

はんだ付けをして組み立てるシンプルな歩行ロボットキット「Bakiwi」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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Bakiwiは、電子部品やモーター、ボディパーツなどをセットにしたロボットキット。組み立てとロボット操作を通して、はんだ付け、エレクトロニクス、メカニクスについて学ぶことができる。

ロボットの歩き方は、基板に取り付けた4つのポテンショメーターのつまみや、脚の取り付け角度を変えることで調整できるため、コーディングや専用アプリは不要だ。触覚はタッチセンサーとしても機能する。脚や触覚の部品も付属しているが、自分の好きな素材を取り付けてオリジナルのロボットを作ることができる。

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マニュアルをはじめ、パターン図や3Dプリント製のボディパーツ、ソフトウェアはGitHubで公開している。習熟度にもよるが、組み立てと飾り付けで2~5時間程度かかるとしている。

キットには、基板、マイコン、抵抗、コンデンサ、ポテンショメーター、モーター、LED、バッテリーホルダー、ボディパーツなどを含む。はんだやペンチ、ドライバーなどの工具は用意する必要がある。価格は70ユーロ(約8800円)から。出荷は2020年12月の予定で、日本への送料は25ユーロ(約3200円)だ。

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Bakiwiは、2020年12月27日までクラウドファンディングを実施中。12月14日時点で、目標額2800ユーロ(約35万円)に対して、約3800ユーロ(約48万円)を集めて、プロジェクトを達成している。

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