子供の発達や教育をサポートするAIコンパニオンロボット「Moxie」 #CES2021
2021/01/14 13:30
2021年1月11日から14日までオンラインで開催中の国際見本市「CES2021」で、子供の発達や教育をサポートするAIコンパニオンロボット「Moxie」がイノベーションアワードを受賞した。
Moxieは、子供との会話やアイコンタクト、顔の表情などを機械学習するAI(人工知能)コンパニオンロボットだ。米Embodiedが開発、販売しているもので、エンジニアやロボット工学者、神経科学者、子供の発達の専門家などによるチームが設計した。
顔の部分がディスプレイになっており、アニメ表示により多彩な表情を表現できる。共に過ごすうちにそれぞれの子供に合わせて性格やコンテンツがパーソナライズされていくのが特徴だ。
また、人や場所、物を認識して想起することで、独自の学習体験を作成可能。子供の社会的、感情的、認知的スキル構築をサポートするコンテンツを搭載しており、子供は毎日有意義な遊びを楽しめる。毎週異なるテーマやミッションを設定することにより、遊びながら学ぶことを可能にする。
サイズは約39.4×22.9×15.2cmで、重量は約3340g。推奨年齢は5〜10歳となっている。クラウド接続を基本としており、利用にはWi-Fi接続とスマートフォンが必須となる。
販売価格は1699ドルで、1年間のサブスクリプションを含むものとなっている。2年目以後のサブスクリプションは、月額59.99ドル(年払いだと1月当たり39.99ドル)に設定されている。