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自宅で手軽に真空成型——デスクトップ型バキュームフォーマー「FORMART 2」

産業グレードの真空ポンプを内蔵し、熱可塑性シートを使って型取りやラッピングが手軽にできる卓上バキュームフォーマー(真空成型機)「FORMART 2」がKickstarterに登場し、人気を集めている。

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FORMART 2は、大きなワークエリアと使いやすさを備え、DIYビギナーからプロまで幅広いユーザーを想定した真空成型機。建築モデル、製菓用容器、試作品の製作など、さまざまな用途に利用できる。

使い方も簡単で、上面のヒーターで熱可塑性シートを加熱した後、下面の成型ベッドに置いた型にかぶせて空気を抜くだけ。成型ベッドの大きさは4段階に調整できるため、材料の無駄も抑えられる。

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石英カーボンファイバー製ヒーターの熱効率は90%以上で、予熱機能も備える。真空レベルは3段階から選べるほか、660mmHgまでの範囲で任意に設定できる。真空引きした後は、2つのファンで素早く冷却し、下面から空気を吹き付けて型からシートを剥がす。

付属の熱可塑性シートにはQRコードが印刷され、本体のスキャナで読み込むと、成型に最適なパラメータが自動に設定される。他社製のシートの場合も、メニューから材料を選択するだけで良い。現在、PETやHIPS(耐衝撃性ポリスチレン)、PPなど16種類の材料データが入力されている。

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本体の大きさは625×476×534mmで、重量は25kg。最大成形サイズは約470×270×160mmで、成型ベッドは約500×305mm、約419×305mm、約305×305mm、約305×203mmの4サイズ。厚さ0.3~3.0mmまでのシートが利用可能だ。基本セットは、本体、HIPSシート30枚、工具セットなど各種アクセサリーを含む。日本をはじめ、US、カナダ、EUなどの安全認証を受けており、2年間の製品保証を付帯する。

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基本セットにさらにPETシートを30枚追加した特別パックが、期間限定の早割価格1829ドル(約19万6000円)で手に入る。出荷は2021年9月の予定で、日本への送料は280ドル(約3万円)だ。

FORMART 2は、2021年4月27日までクラウドファンディングを実施中。4月9日時点で、1万ドル(約109万円)の目標額を大幅に上回る約25万8000ドル(約2839万円)を集めている。

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