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ニキシー管表示のデジタル腕時計「NIXOID NEXT」——腕を傾けて操作できる機能も搭載

ニキシー管表示のデジタル腕時計「NIXOID NEXT」が、Kickstarterでのキャンペーン開始後、わずか数時間で目標額を達成するほど人気を集めている。

NIXOID NEXTは、ウクライナ発のプロジェクト。旧ソ連時代の倉庫で見つかった未使用のニキシー管「IN-16」をデジタル腕時計に仕上げたプロダクトだ。

NIXOID NEXT

以前fabcrossで紹介したNIXOIDの最初のバージョンである「NIXOID Classic」は、2018年8月~9月にクラウドファンディングが実施され、目標額の約15倍もの資金を集める成功を収めた。

NIXOID Classicの大きさは、直径55×厚さ20mm。2桁表示ながら、12/24時間表示とカレンダー機能を備えている。電源はリチウムポリマー電池で、容量は220mAh。1回の充電で通常使用なら約20日間、スタンバイモードなら約2カ月使用できる。

NIXOID NEXT

NIXOID NEXTは、厚さ16.9mmと薄くなり、重さはストラップなしで55g、ストラップ付きで84gだ。新たに加速度センサーが装備され、本体側面のボタンを押すだけでなく、NIXOID NEXTを着けている腕を傾けるだけで操作が可能なチルト機能が追加された。加速度センサーをオンにすると通常使用で最長10日間、オフにすると約25~30日間使用でき、加速度センサーを無効にするとスリープモードで最長2カ月保管できるという。また、充電方式もUSBからマグネット式に変更され、扱いやすくなっている。

NIXOID NEXT

クリエイターは、閉鎖された軍の倉庫で、未使用のニキシー管が詰まった状態で25年間放置されていた箱を数箱見つけて、製品化したという。どれだけの本数を確保しているか明らかにしていないが、NIXOID NEXTはいわば「在庫限り」のプロジェクトだ。

NIXOID NEXT

NIXOID NEXTの価格は、チルト機能なしのベーシックバージョンが349ドル(約3万8000円)、チルト機能付きのプロバージョンが399ドル(約4万4000円)。出荷は2021年10月の予定で、日本への送料は無料だ。本体の色はシルバー、黒、赤、緑の4色から選べる。また、NIXOID Classicも240ドル(約2万6000円)で入手可能だ。

NIXOID NEXTは1万ドル(約110万円)を目標に、2021年7月22日までクラウドファンディングを実施する。2021年7月19日時点で目標額を上回る約34万ドル(約3780万円)を既に集めている。

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