新しいものづくりがわかるメディア

RSS


3Dプリンター用フィラメントを湿気から守る真空ポンプ内蔵コンテナ「Smart Vacuum Filament Container」

フィラメント保存用の真空ポンプ内蔵コンテナ「Smart Vacuum Filament Container」がKickstarterに登場し、人気を集めている。

FFF方式の3Dプリンターで使用するフィラメントには吸湿性がある。しかし、フィラメントが湿気を含んでしまうと造形物の品質は大きく低下する。このため、フィラメントを保存する場合は乾燥状態を保つ必要があるが、フィラメントに限らず物品を湿気から守るには、密閉容器に乾燥剤と共に入れて空気を抜くことが効果的だ。

Smart Vacuum Filament Container

Smart Vacuum Filament Containerは、フィラメントを湿気から守るために作られた保存用コンテナで、以前fabcrossで紹介した密封型フィラメントコンテナ「Vacuum Sealed Filament Container」の後継製品だ。従来製品では、コンテナにフィラメントを入れてから手動ポンプで空気を抜いていたが、Smart Vacuum Filament Containerは電動式の真空ポンプを内蔵しており、ふた上面のボタンを押すだけでポンプが作動して空気を抜くことができる。

Smart Vacuum Filament Container

Smart Vacuum Filament Containerは、内蔵センサーがコンテナ内部の空気の状態を監視し、真空度が下がると自動的にポンプを作動させて空気を抜く。この機能により、空気漏れを心配することなくフィラメントの長期保存が可能だ。

Smart Vacuum Filament Containerの大きさは直径225×高さ300mm。重さは1kgで、フィラメントを最大3スプール収納する容量がある。内蔵バッテリーはUSB充電式で、1日1回の開閉で2カ月持つ。ただし、ACアダプターは付属しない。

Smart Vacuum Filament Container
Smart Vacuum Filament Container

Smart Vacuum Filament Containerの早期割引価格は、115カナダドル(約1万円)。出荷は2021年9月の予定で、日本への送料は29カナダドル(約2500円)だ。

Smart Vacuum Filament Containerは6000カナダドル(約52万円)を目標に、2021年7月27日までクラウドファンディングを実施するが、2021年7月19日時点で目標額を上回る約3万1000カナダドル(約269万円)を既に集めている。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. Raspberry Pi財団、Mastodon公式インスタンス立ち上げを発表——Raspberry Pi 4で運用
  2. 医療用検査機器開発にRaspberry Piを採用——信頼できる産業用開発プラットフォームと評価
  3. 早稲田大学、光造形3Dプリンターによる金属/樹脂精密構造体の作製に成功
  4. 昔のマルスをイメージして、パタパタめくってピンを挿す「路線検索ガジェット」を作った
  5. 1秒当たり250mmでの高速印刷が可能な3Dプリンター「Guider3」販売開始
  6. MITの学生チーム、金属3Dプリンティング用金型鋼材料を開発——Teslaギガファクトリーの金型製造も
  7. シャープの懐かしPC「X68000」を復活させるプロジェクトがKibidangoに登場
  8. 第1回 ラズパイってなんですか
  9. Raspberry Piと公式カメラを1つに——Raspberry Pi 2/3/4B対応ケース「PiShell 2」
  10. 第11回 抵抗? コンデンサー? IC? ラズパイで扱う電子パーツについて教えて!

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る