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ロシア、プロペラ4基で飛行するハイブリッドVTOLを開発中

ロシアの軍事研究機関FPI(Foundation for Advanced Research)は、2021年4月16日、ロシア科学アカデミーが中心となって、6人乗りのVTOL「Cyclocar」の開発に着手したと発表した。

Cyclocarは4基のプロペラで飛行するハイブリッド自律航空機。推力ベクトルを360°で高速制御でき、低騒音レベルでの飛行が特長だ。開発の初期段階として、直径1.5mのサイクリックプロペラの地上テストも実施。最大積載量は6.2×6mで600kg、最高速度は時速250km、航続距離は最大500kmとなっている。最大30°の傾斜面に着陸し、垂直面にもドッキングできる。

2020年には60kgのテスト機により、基本原理やアルゴリズム、制御メカニズムなどを実証している。2022年には、電動化システムを搭載したプロトタイプの飛行が計画されている。

fabcross for エンジニアより転載)

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