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Raspberry Piをソーラーパワーで動かす——太陽光発電システム「SolarMAX2」

Raspberry Piプロジェクト向けの太陽光発電システム「SolarMAX2」がKickstarterに登場し、人気を集めている。

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SolarMAX2は、3B+や4Bクラスの消費電力が大きいRaspberry Piプロジェクトも太陽光電池で動かせるシステム。発電状態をモニター可能で、曇りの日でも十分な電力を供給するとしている。

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ソーラーシステムの電圧や電流、出力電圧や出力電流などのデータは、433MHz無線通信を利用して、外部システムに送信される。通信間隔は30秒、通信距離は100m以上としている。温湿度センサーも内蔵し、専用のオープンソースソフトウェアで稼働状況を確認できる。Raspberry Pi側にSDR(ソフトウェア無線)を導入するか、433MHzの受信機を用意してデータを授受できる。

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また、急激な電源オンオフからRaspberry Piシステムを保護するために、ヒステリシスやタイマー機能を組み込んでいる。Raspberry Pi 3B+やRaspberry Pi 4B以外にも、屋外など商用電源の確保が難しい環境に設置する5V系システムで利用できる。

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早割価格は95ドル(約1万500円)。出荷は2021年10月の予定で、日本への送料は20ドル(約2100円)だ。ただし、ソーラーパネルと12V鉛蓄電池などは別途用意する必要がある。ソーラーパネルには100W 18Vパネルを推奨している。

SolarMAX2は、2021年9月24日までクラウドファンディングを実施中。9月17日時点で、2500ドル(約27万5000円)の目標額を上回る約7600ドル(約84万円)を集めている。

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