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スイッチサイエンスが「M5Stamp C3」シリーズを販売開始──IoTエッジデバイス向けのEspressif ESP32-C3搭載

スイッチサイエンスは、M5Stackの「M5Stamp C3」シリーズの販売を、2021年10月21日にオンラインショップで開始した。

M5Stamp C3は、マイコンとしてWi-Fi/Bluetooth 5(LE)の機能が利用可能なIoTエッジデバイス向けのシングルコアプロセッサー「Espressif ESP32-C3」を搭載していることが特徴だ。Espressif ESP32-C3は32bit RISC-Vをベースとし、最大周波数160MHzで動作する。

400KBの内蔵RAMと4MBのフラッシュメモリーを備えており、さまざまなユースケースで利用できる。本体サイズは34×20×4.5mm、重量は3.8gで、5V→3.3VのDC/DC変換、GPIO×13に加えてプログラマブルRGB LED、リセットボタン、ボタンを各1つ備えるほか、安定した無線通信のための3Dアンテナを搭載している。

ロングレンジやメッシュネットワーク機能を含むフル機能のBluetooth 5.0 long-range(LR)により、広範囲なカバーエリアの建物用デバイスを構築できる。また、RSA-3072ベースのセキュアブートや、AES-128-XTSベースの暗号化フラッシュを組み合わせることで、工業用IoT設備において安全なBluetoothセキュリティを提供可能だ。

さらに、耐熱プラスチックを用いたエンクロージャーを採用。ピーク耐熱温度は230℃で、高い動作温度をサポートする。

ピンヘッダーなどがセットになった「M5Stamp C3 Mate」と、単体5個パック売りの「M5Stamp C3(5pcs)」の2種をラインアップ。価格はM5Stamp C3 Mateが979円、M5Stamp C3(5pcs)が4697円だ(価格は全て税込)。

今回販売開始するのは、5個入りの「M5Stamp C3 (5pcs)」(左)とピンヘッダーなどがセットになった「M5Stamp C3 Mate」(右)の2種。

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