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「Creality Sermoon V1 Pro」──ダイレクト式エクストルーダーの採用により柔らかい樹脂も造形可能

「Creality Sermoon V1 Pro」がGREEN FUNDINGで注目を集めている。

同製品は、ABS樹脂やTPU樹脂などの樹脂も印刷可能なFFF(熱溶融積層)方式の組み立て済み3Dプリンターだ。四方を覆う箱型の筐体に加え、ダイレクト式エクストルーダーを採用。高温が必要となるABS樹脂や、柔軟性のあるTPU樹脂などの造形も可能だ。ダイレクト式エクストルーダーは分解可能な設計のため、分解整備にも対応している。

組み立て済みの状態で出荷されるため購入後すぐに造形でき、オートレベリング機能によりレベリングも自動で認識してくれる。

本体に見守りカメラを搭載しており、スマートフォンなどで造形の進捗状況を確認できる。また、扉を開放すると自動的にプリントを停止するセンサーを搭載。操作のためのタッチパネルは日本語に対応しており、動作音は45dbで周囲環境にも配慮されている。

本体サイズは400×380×430mm、重量は11.5kg。最大造形サイズは175×175×165mmだ。ノズル径は0.4mm、フィラメント径は1.75mmで、PLA/ABS/PETG/TPU/PVBなどのフィラメントに対応する。

一般販売価格は6万6000円。GREEN FUNDINGでは、25%オフとなる4万9500円で購入できるプランなどを用意している(価格はすべて税込)。

Creality Sermoon V1 Proは、GREEN FUNDINGで2022年2月28日までクラウドファンディング中だ。目標金額50万円に対し、2021年12月27日現在で7倍近くとなる349万円以上を集めている。リターンの出荷は2022年3月から4月の予定だ。

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