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MakerBot、3Dプリンター「METHOD」と「METHOD X」が工業グレードの「LUVOCOM 3F」フィラメント3種類に対応

MakerBotは、3Dプリンター「METHOD」と「METHOD X」が工業グレードの材料「LUVOCOM 3F PAHT 9825 NT」、「LUVOCOM 3F PAHT CF 9891 BK」、「LUVOCOM 3F PET CF 9780 BK」に新たに対応すると発表した。LEHVOSS Groupから供給を受ける「LUVOCOM 3F」フィラメントは、高い耐久性と耐熱性が求められる産業向けパーツの造形に適している。

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LUVOCOM 3F PAHT 9825 NTは、高耐熱性ポリアミド(ナイロン)材料で、連続使用温度は最高100℃、PA/ナイロン6相当の機械特性を備える。PA6との比較で吸水率は50%低く、吸水速度は4倍遅い。低吸水率にすることでプリント中のエラーの発生や、プリントパーツの性質の変化を低減。高強度で衝撃に強く、優れた表面仕上げの最終パーツが造形できる。

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LUVOCOM 3F PAHT CF 9891 BKは、LUVOCOM 3F PAHT 9825 NTにカーボンファイバー(CF)を添加した炭素繊維強化高耐熱性ポリアミド材料。吸水率をさらに低減し、耐熱性や機械特性、化学薬品への耐性が高い。50%の機械特性を保持しながら、最高150℃での連続使用が可能。ハウジングやエンジンカバーなど、自動車向けアプリケーションに適している。

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LUVOCOM 3F PET CF 9780 BKは、炭素繊維強化ポリエチレンテレフタレート(PET)材料で、反りなどの発生が少ないためプリントがしやすく、優れた表面仕上げのためポスト処理は不要。プリントパーツは高強度で、120℃までの耐熱性とPETGより優れた耐薬品性を備える。

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LUVOCOM 3Fフィラメントは、「MakerBot LABS Experimental Extruder」搭載のMETHOD/METHOD Xで使用できる。オープンマテリアルプラットフォーム「MakerBot LABS」に3種類が加わることで、ポリマー、複合材料、金属材料を含む合計30種類の材料がサポート対象となる。METHODプラットフォーム対応の高性能材料は今後も増やす予定で、ユーザーの多様化するニーズに応える。

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