本書は、2019年に刊行され2020年の「こどもプログラミング本大賞」を受賞したScratch入門書『作って学ぶScratchドリル』の続編だ。

もう少しレベルアップしたい／もっとプログラムを作ってみたいという子どもを対象に、1冊を通じて1つのジャンプアクションゲーム作りにチャレンジする。

「読むところを少なく、図を多用することで直感的に手を動かしながら理解できる」という前作の特徴を継承し、作りたいものを設計し、実装するにはどうしたらよいかを学べる。親子で取り組むだけでなく、子どもの独習用や、プログラミング指導者向けの教材としても使用できる。

ゲームの設計に加え、主人公や敵キャラ、武器やゴール、ゲーム音楽、コントローラーの作成などについて解説する。付録として、オライリー技術書の表紙に登場するアニマル絵柄を採用したシールが付属する。

著者は瀬戸山雅人氏、大木嘉人氏、藤田敬太氏、岩川奈那氏、鈴木亜弥氏。B5判112ページで、定価は1980円（税込）だ。