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前田技研、産業用大型3Dプリンター「EXF-12」による造形サービス開始

前田技研は、ExtraBold(エクストラボールド)が開発、製造、販売する工業用グレードFFF方式大型3Dプリンター「EXF-12」を活用した造形受託サービス事業を、「MG東京ファクトリー」で2022年3月に開始したと発表した。

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EXF-12は熱可塑性樹脂(ペレット材)を、射出成形スクリューを利用した独自設計のヘッドを搭載するFFF(熱溶融積層)方式の工業用グレードの大型3Dプリンターだ。

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造形範囲は1.7×1.3×1.0m、射出成形スクリューを応用した独自開発の3Dプリントヘッドにより最大1時間当たりの吐出量は15kg、汎用及びリサイクルペレット材が利用可能だ。従来の3Dプリンターの課題であった造形速度やサイズ、材料の選択肢の制約を解決し、開発を加速化させるだけでなく、最終製品や部品に適用できる。

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2023年2月に竣工予定の新工場が完成するまで、エクストラボールド内にMG東京ファクトリーを設置し、造形受託サービスを提供する。

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