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RECoreの開発と検証を高速化する「RECore Fusion」を発売

オムニメントは2022年3月31日から、同社のマイコンモジュール「RECore」にPythonプログラミング環境を提供する拡張モジュール「RECore Fusion」を販売開始する。

2021年8月に発売されたRECoreは、小型自律ロボットの構築と研究開発の短時間化をサポートするためのマイコンモジュール製品で、マイコンやモータードライバー、センサー、バッテリーなどの要素を1つのモジュールに収めていることが特徴だ。

RECore FusionではRECoreにRaspberry Piを拡張する専用のハードウェアと、ライブラリプログラムを提供。高速な画像処理や機械学習、ROS対応やネットワークを使ったプログラムなど、より実用的で高度な処理が可能だ。

環境構築の時間を削減するため、Webブラウザからプログラミング可能な「Jupyter Notebook」を搭載。また、必要なソフトウェア、ライブラリなどは全てインストール済みであり、インターネットが利用できない環境でも使用可能だ。

プログラム言語にはPythonを採用。プログラミング後のコンパイルが不要になり、RECoreと比較してコードの実行までに必要な時間が短縮できるとしている。

PythonからRECoreを直接コントロールするための専用ライブラリも用意され、シームレスにプログラミングが可能となった。ライブラリはArduinoに近い使用感であるため、Arduinoユーザーも移行がしやすい設計としている。価格は3万9800円だ。

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