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本棚に広がる小さな世界を3Dプリント——ブックエンド用STLファイル「The scenic library」

本棚のすき間に置ける小さなジオラマの付いたブックエンド「Book Nook(ブックヌック)」を、3Dプリンターで造形するためのSTLファイルを提供するプロジェクト「The scenic library」がKickstarterに登場し、人気を集めている。

The scenic library

デザインも多彩で、スチームパンクをイメージした「Slums」や「Liberty city」、SF風の「Police Cabin」、ロボット格納庫をイメージした「Hangar」に加え、「New York」、ファンタジー調の「White Fortress」、タージマハルを想起させる「Thousand and one nights」、ゴシック調の「Skull」に「Mimic」、図書館を模した「Studio 1」や「Studio 2」、古代遺跡を模した「Egyptian」や「Greek」、そして「Black Dragon」、「Blue Dragon」、「Red Dragon」、「Green Dragon」、「White Dragon」を用意している。集まった資金の額に応じて、さらにファイルを追加するとしている。

The scenic library

クリエイターは、2020年にも同様のBook Nook用STLファイルを提供するクラウドファンディングを成功させており、今回のキャンペーンでは、前回提供していたSTLファイルを改良してアドオンとして提供している。前回のキャンペーンで購入した人たちには本キャンペーン終了後に改良版ファイルが送付されるので、今回のキャンペーンでこのアドオンを購入する必要はないとしている。

STLファイルの価格は5ユーロ(約680円)からで、出荷は2022年7月の予定だ。ただし、STLファイルの営利目的転売や大量生産用の金型作製、3Dプリントした完成品を小売店に販売することなどは禁じている。

The scenic libraryプロジェクトは、2022年4月6日までクラウドファンディングを実施中。2022年4月4日時点で、目標額1200ユーロ(約16万円)を上回る約2万6000ユーロ(約360万円)を集めている。

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